プロダクトマネジャーとは、デザインが決定してから商品になるまでの生産工程を管理をする責任者である。アパレルメーカーでは、自社で縫製部門を持つ企業は非常に少なく、外注生産することが多い。プロダクトマネジヤーは自社と縫製工場とのパイプ役として細かい、たくさんの業務をこなす。主な業務内容は、品質管理、コスト(原価)管理、工程(納期)管理の三つ。個々の商品づくりに適した工場の選定、生産ラインの組み立てなどを行うと同時に、品質を保持しつつ、コストをどこまで抑えられるかを外注生産先と検討していく。納期に遅れないように、生産が始まる前にはボタンなどの必要なパーツ、タグやラペルに至るまでを手配するといった細かい作業もある。そして、商品の最終チェックを担う。ちなみに、ファッション業界におけるPL法(製造物責任法)の現場責任者はプロダクトマネジャーである。PL法は製品の欠陥や使用マニュアルの説明不足などにより、消費者が生命、身体、財産を損なうことになった場合の損害賠償責任について定めた法律である。故に、プロダクトマネジャーの責任は重い。ものづくりの工程を管理する者として、生産管理や品質管理についての豊富な知識を持っていなければならないし、外注生産先に計画通りに生産してもらうために、マネジメントカやコミュニケーション能力、さらには几帳面さも求められる職種だ。
日産自動車社長のカルロス・ゴーン氏は、日産経営再建実施前に、日産に欠けている問題の一つとして「顧客志向の理念の欠如」を指摘していた。これは最重要な課題であろう。かつて、一九七九年ごろレナウンといえば飛ぶ鳥を落す勢いであった。当時のマスコミは「時代を先取りした経営」と絶賛していたものだ。当時のレナウンの経営の特色の一つに、企業理念として「楽しい経営」を指標としていたことがあげられる。自分たちの儲けは自分たちで分けるという発想での「楽しい経営」を展開していたのである。結果はどうか。逆効果である。それは社員を甘やかす結果となった。当時のことを思うと、同業のオンワード樫山や東京スタイルなどは信賞必罰で、社員は朝から夜遅くまで働かされている。しかも土・日の休みまで返上し、百貨店の売場に立って客の動向を捉えるためにがり出される。企業が大きくなってくると、一部上場会社だから入社したという人が集まってくる。したがって本来、商人でなければならないはずのものが、どうしてもサラリーマン気分の社員が増えてくる。そうなると、いわばリスクにチャレンジする商売などできなくなってしまう。近年、レナウンは再建計画発表に際して、初めて企業理念の浸透と社員教育計画を明文化した(日経新聞一九九九年六月四日付)。どうしてこれほどの大企業が、企業理念とりわけ消費者志向の理念もなしにこられたのか不思議だ。ファッションを業とする商人が、商品作りに対する哲学も持たずに競争に勝てるはずがない。同じことは大同小異、この世界にはまかり通っている。もちろん、中にはファイブフォックスのような、しっかりした企業理念ともいうべき哲学をもっているところもある。
ナチュラルなものは、黒でもベージュでも、毛の中に白い毛がポツポツと残っているものです。また、純白一色のミンクはキャリアウーマンは着ないように。着てわるいことはないのですが、毛皮を着ているだけでとやかくぃう人もいる中で、色だけでも自然に目に入る柔らかい茶にしておく方が無難です。また、丈はふつうのコート丈で、やや普段着っぽく、ハーフ・コートで活発に着こなしてください。毛皮は、思ったより重いものです。せいぜい肩がこらないように、楽々と着こなすことが大切。また、あまりスタンダードなデザインより、若々しい時代感覚のあるものを選ぶようにしましょう。ただし、値が張るので、1着目は長く着られるデザインにも目をむけてください。